鴻海精密工業傘下で、過去にシャープのスマートフォンを代理販売していた康法科技（コムティバ・テクノロジー）は27日、７月上旬にシャープのスマホ「AQUOS P1」と「AQUOS M1」を発売すると発表した。シャープのスマホ新機種の台湾での正規販売は2012年第４四半期以来、３年半ぶりとなる。28日付工商時報が報じた。
「AQUOS P1」は最新の旗艦機種で、ＩＧＺＯ（酸化物半導体、イグゾー）パネルを採用。0.02秒でピントを合わせられる2,260万画素の光学式手ぶれ補正（ＯＩＳ）カメラを搭載。ただし、第４世代移動通信システム（４Ｇ）ＬＴＥサービスには対応していない。
「AQUOS M1」は台湾独自モデルだが、性能や外観などの詳細はまだ未発表だ。市場ではガラスフレームを採用したミドルエンド機種になるとの観測が浮上している。
