食品最大手、統一企業（ユニプレジデント）はきょう28日午後１時半から、248台湾元（約780円）の即席麺「満漢御品牛肉麺」999個を台北101購物中心（台北101モール）のセブン－イレブンで限定販売した。インターネット上で「なんて高いんだ」と話題を呼んだことから、長蛇の列となった。28日付経済日報などが報じた。
統一企業は今年３月、中国で29.9人民元（約460円）の高価格即席麺「満漢宴」を発売した。インターネットと上海市のセブン－イレブン一部店舗で１カ月6,000個の限定販売とし、売り切れが相次いだことから、台湾での「満漢御品牛肉麺」発売を決めた。
「満漢御品牛肉麺」は従来の即席麺と一線を画するため、ノンフライ麺、牛肉ブロック、乾燥でないネギや酸菜（白菜の漬物）を使用し、「即食麺」と位置付けた。2014年の台北国際牛肉麺フェスティバルで受賞した阿桂師シェフが主導し、２万時間をかけて開発した。
長年販売されている統一企業の「満漢大餐」シリーズは１個50元前後。
