ニュース 運輸 作成日:2016年6月28日_記事番号:T00064941
中華航空(チャイナエアライン)の労使交渉は27日午後に決裂し、同社の労働組合は組合員1万人に対し、7月1日に集団で休暇を取得するよう通達した。組合側は最大で3,000人が休暇を取得するとみている。28日付聯合報が伝えた。
労組側の即時返答の要求に対し、会社側は2週間の猶予を求めた。それを受け、労組の葛作亮理事長(中)は集団で休暇を取得するように通達した(27日=中央社)
集団休暇が決行された場合、地上業務を代行する他社便を含め、桃園空港を発着する航空便の半分に影響が見込まれる。
組合側は▽移動時間を労働時間に参入する▽飛行先での滞在費を1時間当たり5米ドルに引き上げる▽地上勤務手当を1万5,000台湾元(約4万7,000円)に引き上げる▽年間休日123日を保証する▽国定休日に賃金を倍額支給する──などを要求している。
集団休暇計画について、同社の何煖軒董事長は「法律に基づく休暇取得は尊重する」と述べるにとどまった。
一方、同社系列の華信航空(マンダリン・エアラインズ)も労使交渉を求め、会社側が応じない場合には調停申し立てやストライキも視野に入れている。
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