ニュース 商業・サービス 作成日:2016年6月28日_記事番号:T00064942
セメント大手、嘉新水泥(嘉新セメント)は27日に開催した株主総会で、医療介護およびホテル事業を手掛ける全額出資の子会社「嘉和健康生活」を設立したと発表した。同社が手掛ける産後ケアセンターが第4四半期に台北市で開業を予定しているほか、2019年には沖縄県那覇市の国際通りに大型ホテルをオープンする計画だ。28日付聯合報が報じた。
張董事長(左2)は、株主総会後の記者会見で「沖縄の土地は既に購入済みだ」と語った(27日=中央社)
産後ケアセンターは馬偕紀念医院(台北市中山区)そばの「嘉新大楼」8階で開業する。将来的には中国市場への進出も視野に入れている。
一方、那覇市に計画するホテルについて嘉新セメントの張剛綸董事長は、単独出資による開発で、敷地面積は1,453坪、13階建てで客室数は239室、特色あるレストランを開設すると説明した。
なお張董事長は今年の不動産市場について悲観的な見通しを示し、グループの土地資産活性化計画は、既に推進中のプロジェクトを除き、模様眺めに徹する方針を明らかにした。その上で、台北市杭州南路に計画していたマンション「金華薈」については、経済効果が見込めないとして建設中止を決めた。
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