ニュース その他分野 作成日:2016年6月28日_記事番号:T00064947
中央大学台湾経済発展研究中心(台経中心)が27日発表した6月の消費者信頼感指数(CCI)は、前月比1.46ポイント下落し78.36ポイントだった。同指数を構成する6項目全ての指標が下落した。28日付工商時報が報じた。
下落幅が最大だったのは「今後半年間の株式投資機会」で、前月比6.5ポイント下落の61.2ポイントだった。次いで▽今後半年間の物価水準、55.85ポイント(前月比0.8ポイント下落)▽今後半年間の耐久消費財購入機会、89.55ポイント(0.55ポイント下落)▽今後半年間の就業機会、112.1ポイント(0.45ポイント下落)▽今後半年間の家庭経済、78.45ポイント(0.4ポイント下落)▽今後半年間の台湾景気、73ポイント(0.05ポイント下落)──だった。楽観と悲観の分岐点となる100ポイント以上で「楽観」だったのは、「今後半年間の就業機会」のみだった。
台経中心の呉大任主任は、▽政権交代直後のため経済政策が不透明▽輸出総額が16カ月連続で前年割れ▽今年の経済成長率予測が相次いで下方修正された──などが影響したと分析。英国の欧州連合(EU)離脱確定を受け、今後さらに低下する恐れもあるとした。
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