ニュース 電子 作成日:2016年6月30日_記事番号:T00064982
30日付経済日報によると、IC設計大手の聯発科技(メディアテック)がスマートフォン世界最大手、サムスン電子のサプライチェーン入りを果たしたようだ。メディアテックは来年第1四半期からサムスンのスマホ人気機種、「ギャラクシーA」シリーズおよび「ギャラクシーJ」シリーズ向けにスマホチップの供給を開始する見通しだ。これによりサムスンはメディアテックにとって最大顧客となる可能性もあり、同社は来年、スマホチップの出荷量が前年比10%以上増加すると見込まれている。
観測についてメディアテックは「現在、サムスンには出荷していないが、供給することがあれば公表する」とコメントした。
業界関係者によると、サムスンは現在、スマホチップを自社生産およびクアルコム、中国の展訊通信(スプレッドトラム)から調達しているが、メディアテックは今回、両社から受注を奪取し、エントリークラスのクアッドコア(4コア)・64ビット対応チップ「MT6737」とオクタコア(8コア)・64ビット対応の「MT6750」を供給することが決まったとされる。
メディアテックの来年のサムスン向け出荷について証券会社は、6,000万~8,000万セットとなり同社出荷量全体の10%以上を占めると予測している。
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