ニュース 機械 作成日:2016年7月1日_記事番号:T00065015
工作機械大手の程泰機械(グッドウェイ・マシン)と亜崴機電(AWEA)を傘下に置く程泰集団の楊徳華董事長はこのほど、現行税制に対する不満を理由に程泰機械とAWEAの上場を廃止する可能性もあると述べた。1日付工商時報が伝えた。
楊董事長は「上場企業の経営者は高所得者が多く、所得税率が45%に達する上、健保の補充保険料も納めなければならないため、多くの企業が未分配利益への10%の課税を覚悟で株主配当を減らしている」と指摘した上で、「政府が税制問題を適切に処理しない場合には、程泰機械とAWEAの上場廃止を検討する」と述べた。
楊董事長一族は、程泰機械の株式87%、AWEAの株式約60%を保有している。楊董事長は株式の配当所得が総合所得税に合算され、控除額も半分に削減されたことに不満をにじませた。
楊董事長は「配当を増やしても株式を買ってもらえず、株価も活性化しない。資本市場での資金調達が容易ではない上、上場後に政府の監督を受けなければならないのでは、上場を維持する意義がない」と指摘した。
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