ニュース 運輸 作成日:2016年7月1日_記事番号:T00065024
台湾中油(CPC)などの合弁による船舶管理会社、環能海運(台湾グローバルエナジーマリタイム)は30日、ジャパンマリンユナイテッド(JMU、本社・東京都港区)からVLCC級石油タンカー、「環能1号(GEMナンバー1)」の引き渡しを受けた。1日付工商時報などが報じた。
環能1号は、VLCC級石油タンカーとしてはコンパクトながら、浅喫水時の載貨重量を最大化した(JMUリリースより)
同船は載貨重量30万トン。JMU独自の省エネデバイス、スーパーストリームダクト(SSD)やサーフバルブ(SURF-BULB)などを採用している。同船と同じ2013年に発注したVLCC級石油タンカー「環能2号」の命名式も同日行われた。年末に引き渡し予定だ。2隻については既にテソロ石油などと2年のリース契約を締結している。
環能海運は来年4月、尾道造船(兵庫県神戸市)に6,000万米ドルで発注した8万トン石油タンカーの受け取りも予定している。
環能海運は10年7月設立。現在の出資比率は▽CPC、48%▽裕民航運、40%▽中国航運(CMT)、12%──。
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