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6月の新車販売4.2万台、同月の過去最高に【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2016年7月4日_記事番号:T00065037

6月の新車販売4.2万台、同月の過去最高に【表】

 6月の新車登録台数は前月比12.9%増、前年同月比3.6%増の4万2,751万台で、同月としての過去最高を更新した。新車買い替えの貨物税(物品税)減免措置やキャンペーンが奏功したほか、輸入車がよく売れた。2日付工商時報などが報じた。

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 トヨタ台湾総代理店、和泰汽車は、前月比22.1%増、前年同月比3.6%増の1万4,409台で市場シェア33.7%だった。輸入SUV(スポーツ用多目的車)「RAV4」は2,615台と、昨年7月の2,752台に次いでよく売れた。4月の熊本地震で供給が滞っていたが、6月に大量に港に到着したためだ。7月からタイヤ空気圧監視システム(TPMS)搭載が全車種に義務付けられるため、6月末で生産停止となった台湾生産車の「ウィッシュ」「イノーバ」は1,767台、766台と、合計2,500台を超えた。

 2位以下は▽中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)、4,434台(前月比2.1%減、前年同月比1.1%増)▽裕隆日産汽車、4,167台(前月比3.6%増、前年同月比1.4%減)▽台湾賓士(メルセデス・ベンツ台湾)、2,612台(前月比29.7%増、前年同月比43.7%増)▽台湾馬自達汽車(マツダモーター台湾、MMT)、2,380台(前月比29.9%増、前年同月比28.7%増)▽台湾本田(ホンダ台湾)、2,309台(前月比1.2%減、前年同月比16.2%減)──だった。

 業界関係者は、自動車など大きな買い物は縁起が悪いとされる旧暦7月「鬼月」(2016年は8月3~31日)までの駆け込み需要により、7月の新車登録台数は4万8,000台以上となり、5万台もあり得ると予測した。

 上半期の新車登録台数は前年同期比2.3%増の22万2,209台だった。