ニュース 電子 作成日:2016年7月5日_記事番号:T00065056
IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)傘下の晨星半導体(Mスター・セミコンダクター)は、今年のセットトップボックス(STB)用チップ出荷量目標を前年の2倍に設定し、市場シェア2位を狙っているようだ。中長期目標では首位を目指す。5日付経済日報が報じた。
STBチップ最大手だったSTマイクロエレクトロニクス(STM)は今年1月、テレビSTBチップ部門の閉鎖を発表した。現在首位のブロードコムは、ハイエンド市場に集中している。証券会社は、Mスターはローエンド、ミドルエンド、ハイエンドの全ての製品ラインアップを展開する戦略で、STマイクロ、ブロードコムだけでなく、揚智科技(アリ)、聯詠科技(ノバテック・マイクロエレクトロニクス)、凌陽科技(サンプラス・テクノロジー)にも打撃を与えると予測した。
サプライチェーン関係者によると、Mスターは今年、梁公偉董事長自らSTB事業の指揮を取り、テレビ用チップの研究開発(R&D)リソースの一部をSTB事業に充てている。また業界関係者は、STBの技術はテレビと共用でき、Mスターは液晶テレビ用チップ世界最大手、中国市場首位のため、有利だと指摘した。
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