ニュース 電子 作成日:2016年7月5日_記事番号:T00065058
アップルが9月に発売するとされるスマートフォン「iPhone」の新機種について、サプライチェーン関係者は「今回の機種は小規模なモデルチェンジにとどまり、大規模な改変は2017年モデルに持ち越しとなる」との見方を示した。サプライヤーの多くはアップルから来年に向けて新技術の応用や生産能力拡充など準備を進めるよう指示を受けているという。5日付電子時報が報じた。
サプライチェーン関係者によると、次期iPhoneの外観デザインは現行機種から大きな変化はなく、画面サイズも従来通り4.7インチと5.5インチの2種類とされる。現行機種からの変更点は薄型化がさらに進むこと、感圧タッチ「3D Touch(3Dタッチ)」機能が強化されること、デュアルカメラ搭載(5.5インチモデルのみ)および画質の向上となるが、大きな話題になるようなアップグレードは行われない見通しだ。
なお業界では、購入から2年以上が経過するiPhone5/5sおよびiPhone6シリーズのユーザーによる買い替え需要が見込めるため、新機種の販売はiPhone6sと同水準が予想されるものの、サプライヤーはアップルからの受注量削減、受注価格引き下げのあおりを受けて通年の利益に打撃を受けるとみられている。
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