ニュース 食品 作成日:2016年7月5日_記事番号:T00065065
衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)は4日、食品に含まれる汚染物質と毒素に関する衛生基準案を取りまとめ、多環芳香族炭化水素(PAHs)などに新たに基準値を設ける方針を明らかにした。60日間の意見公募を行った上で、9月にも実施する。5日付自由時報が伝えた。
TFDAは今回、別々の食品衛生基準に盛り込まれた基準値を一本化し、新たにPAHs、シアン酸、ゴシポール、無機ヒ素、真菌毒素(マイコトキシン)のほか、畜産品に含まれる鉛、カドミウム、乳幼児用食品、海洋生物から製造した食用油脂に含まれる鉛や水銀などについて基準を設けた。
このうち、PAHsは発がん性が指摘されており、2013年に業界向けのガイドラインによる指導が行われていた。特にベンゾピレンは発がん性が高く、例えば即席麺の調味油では上限値が2ppb(ppbは10億分の1)とされた。
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