ニュース 金融 作成日:2016年7月5日_記事番号:T00065071
中央銀行の追加利下げを受け、台湾銀行など複数の政府系銀行は5日から定期預金の金利を0.03~0.13ポイント引き下げた。同日付蘋果日報が伝えた。
台湾銀の1年物定期預金の金利は年1.07%となるが、これは行政院主計総処が予測する今年の消費者物価指数(CPI)上昇率(1.09%)を下回り、預金金利で物価上昇分を賄えない事実上のマイナス金利時代を迎えることになる。
中銀による昨年9月の利下げ開始直前時点で、台湾銀の1年物定期預金の金利は年1.38%だった。今回引き下げで、金利は当時から0.31ポイントも低下したことになる。中銀が今後利下げを継続すれば金利は1%を割り込む可能性が高い。
銀行関係者は「継続的に預ける定期預金は、固定金利方式で預け、利下げによる利息減少を回避すべきだ」とアドバイスした。
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