ニュース その他分野 作成日:2016年7月5日_記事番号:T00065076
米格付け会社、ムーディーズは4日、中台間の対話停止が台湾の格付けにとってマイナスとの見方を示した。中国・国務院台湾事務弁公室(国台弁)は先月、蔡英文政権が「1992年の共通認識(92共識)」の確認を延々と避けているとして、中台間の対話メカニズムは既に停止したと明言している。5日付経済日報が報じた。
ただムーディーズは、台湾のソブリン格付けは「Aa3」に据え置き、格付け見通しも引き続き「安定的」とした。中国は台湾の主要貿易パートナーで、昨年の対中貿易は22%を占めると指摘した。
またムーディーズは、中台間の緊張の高まりは、東南アジアやインドとの関係強化を目指す蔡英文政権の「新南向政策」にとっても障害となるとした。新たな貿易相手国・地域は中国に配慮し、台湾への接近をためらう可能性があると言及した。
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