ニュース 商業・サービス 作成日:2016年7月6日_記事番号:T00065098
上海市に進出した台湾系店舗がさまざまな理由で閉店ラッシュを迎えている。6日付経済日報が報じた。
淮海路の太平洋百貨では、服飾品など6~7割引きで販売されているが特に人の波が多いわけではなく、中国商報は「台湾系百貨店のオーラは消えた」と報じた(5日=中央社)
食品大手、南僑集団傘下のビアホール「宝莱納(パウラナー)餐庁」は、上海1号店として1997年に出店し、一世を風靡(ふうび)した汾陽店をこのほど閉店した。同店舗は国民革命軍の軍人、白崇禧の旧居を改装したことで話題になったが、上海市政府の史跡接収政策で閉店に追い込まれた。ただ、現在上海で営業中の新天地店、浜江店、世博店は営業を継続。今年下半期には上海国際博覧中心店が開業する。
一方、97年に開業し、一時は高級百貨店の代名詞とされた淮海路の太平洋百貨は9月に閉店する可能性が高まっている。最近は周辺のK11購物芸術中心、香港広場などに客足を奪われていた。太平洋百貨側は契約更新にも含みを残しており、テナント賃料が高騰する中、先行きは不透明だ。
上海ではこのほか、パン店の「胖達人連鎖面包」が6月に撤退。喫茶店チェーン「85度C」も閉店が相次いでいる。
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