ニュース 電子 作成日:2016年7月7日_記事番号:T00065109
宏達国際電子(HTC)が6日発表した6月連結売上高は63億5,800万台湾元(約198億円)で、前月比5.84%減、前年同月比26.74%減だった。4月に発売したスマートフォン旗艦機種「HTC 10」が振るわないままだ。7日付蘋果日報が報じた。
HTCの董俊良・北アジア地区総経理は、日本ではハイエンドブランドのポジションを狙うと語った(6日=中央社)
「HTC 10」発売とバーチャルリアリティー(VR)対応のヘッドマウントディスプレイ(頭部装着ディスプレイ、HMD)「HTC Vive」の出荷開始で、第2四半期連結売上高は188億6,000万元と前期比27%増えたが、前年同期比では42%減少した。上半期は336億8,300万元で前年同期比54.8%減だった。
HTCの売上高構成比はスマホが依然8割を占め、VR製品は1割ほどだ。「HTC Vive」の黒字化に向け、台湾、日本や中国、欧米市場で販売を強化している。
HTCは、グーグルの「ネクサス」シリーズのハイエンド、ミドルエンド機種を受託生産するとみられ、スマホ事業は第3四半期に損益分岐点に達する見通しだ。
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