ニュース 電子 作成日:2016年7月11日_記事番号:T00065140
市場観測によると、中国のスマートフォン大手、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)が今年通年の出荷目標を従来の1億4,000万台から1億2,000万台に下方修正したことを受け、傘下のチップメーカー、深圳市海思半導体(ハイシリコン・テクノロジーズ)は第3四半期、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)での16ナノメートル製造プロセスのウエハー投入枚数を従来計画の1万枚以上から半分以上削減した。証券会社は、TSMCの第3四半期の16ナノ生産ラインの稼働率に影響するとの見方を示した。9日付経済日報が報じた。
このほか、中国の携帯電話用チップメーカー、展訊通信(スプレッドトラム・コミュニケーションズ)が今年2月にTSMCの16ナノを利用して量産を開始した、第4世代移動通信システム(4G)対応のオクタコア(8コア)チップ「SC9860」も出荷の伸びが今一つで、スプレッドトラムは製品の欠陥からサムスン電子のスマホ「ギャラクシーJ」シリーズ向け受注を聯発科技(メディアテック)に奪われたとの指摘も出ている。証券会社は、スプレッドトラムは第3四半期、TSMCでの16ナノウエハー投入拡大が限られるとみている。
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