ニュース 電子 作成日:2016年7月11日_記事番号:T00065142
中国の発光ダイオード(LED)パッケージング(封止)大手、木林森の林紀良執行総経理は10日、同社がLEDチップの主要調達先とする台湾の晶元光電(エピスター)と協力して北米市場を開拓したいとの意向を示した。11日付工商時報が報じた。
林執行総経理は、世界の照明市場規模は現在約1,200億米ドルで、うち北米市場が25%を占めるが、同地ではLED製品の浸透率が7%にとどまっており、今後大きな成長が見込めると指摘。ただ、北米では特許権が重視されるため、特許面での強みを有するエピスターからの支援を得て同市場を攻略したいとの考えを示した。
なお木林森のLEDチップ調達量は現在、月間500億個となっており、うち3分の1をエピスターが供給している。林執行総経理によると同社は江西省吉安工場の拡張計画に着手しており、同計画が完了する2019年にはLEDチップ調達量が月1,500億個に増加する見通しだ。また、大型および四元系赤色LEDチップはエピスターがほぼ独占的に供給していることから、林執行総経理は「エピスターなくして木林森はない」とその重要性を強調した。
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