ニュース 社会 作成日:2016年7月12日_記事番号:T00065189
空港のラウンジと言えば通常、ファーストクラスやビジネスクラスの乗客のみが利用できる特別な施設だが、桃園国際空港にこのほど、航空券のクラスにかかわらず誰でも利用できるラウンジスペースが開設された。
ラウンジは24時間利用でき、空港利用者なら誰でも自由に出入りできる(桃園国際空港フェイスブックより)
同ラウンジは第1ターミナル出境エリア4階の中華航空(チャイナエアライン)とキャセイパシフィック航空のVIPラウンジの間、第2ターミナル出境エリア4階の中華航空「梅苑」ラウンジ裏手に位置し、世界の主要空港で100カ所以上のラウンジを開設しているプラザ・プレミアム・ラウンジが運営する。VIPラウンジに加え、同社としては初めて無料エリアも設置した。
無料エリアは2カ所合わせて300坪を超える広さを持ち、300以上の座席が用意されている。無料とはいえ、高級感あふれる内装が施されているほか、ゆったりとしたソファーを備えた休憩エリア、USB充電設備、無線LAN、シャワー室、授乳室などが設置され、有料のVIPラウンジと変わらないサービスが受けられる。ただ、シャワー室は数に限りがあるため、受付で利用申請が必要で、タオル・せっけん類を借りる場合は1セット500台湾元が必要となる。
さらに同エリア内では台湾料理、日本料理、西洋料理、ベジタリアン料理が1セット800元で提供されており、待ち時間が長い場合でもイライラすることなくのんびりと過ごすことができそうだ。
現在は試験運用中で、無料エリアのほか、有料のVIPラウンジ4カ所と合わせて今月26日に正式オープンする予定だ。日本に帰国する際はぜひとも利用してVIP気分を味わってみたいものだ。
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