市場調査会社、ガートナーの統計によると、華碩電脳（ＡＳＵＳ）の第２四半期パソコン出荷台数は469万5,000台で前年同期比1.3％増、宏碁（エイサー）は441万7,000台で0.4％増と、米国販売が好調でプラス成長だった。13日付工商時報が報じた。
全世界の出荷台数は6,429万5,000台で前年同期比5.2％減少と、７四半期連続のマイナス成長だった。アナリストは、減少幅が縮小しており、ＰＣ市場回復の兆しがうかがえると指摘した。
上位３位は▽聯想集団（レノボ）、1,319万8,000台（前年同期比2.2％減、シェア20.5％）▽ＨＰ、1,228万4,000台（1.8％増、シェア19.1％）▽デル、978万8,000台（3.1％増、シェア15.2％）──。ＡＳＵＳはシェア7.3％で４位。５位はアップルで455万9,000台（前年同期比4.9％減、シェア7.1％）、エイサーはシェア6.9％で６位だった。
米国市場の第２四半期出荷台数は1,522万3,000台で前年同期比1.4％増と、５四半期ぶりにプラス成長に転じた。ＡＳＵＳは北米でゲーミング（ゲーム用）デスクトップＰＣとノートＰＣが首位だった。エイサーは米国で「クロームブック」が２年連続首位。今年６月の販売台数は過去最高を更新したもようだ。
