ニュース 電子 作成日:2016年7月13日_記事番号:T00065198
13日付経済日報によると、TDKが最近、積層セラミックコンデンサー(MLCC)顧客に対し最長2カ月の納期延長を通告したほか、新たなサプライヤーを探すよう求めたとされ、MLCC分野からの業務縮小を加速しているもようだ。これにより、国巨電子(ヤゲオ)、禾伸堂企業(ホーリーストーン・エンタープライズ)、華新科技(ウォルシン・テクノロジー)、達方電子(ダルフォン・エレクトロニクス)など台湾メーカーが恩恵を受けそうだ。
TDKはMLCC分野では、世界最大手の村田製作所に次いで2位だが、近年はサムスン電機(SEMCO)の生産拡大によるMLCC価格下落や、および円高によるコスト増を受け、同分野の縮小を進めている。
ただ、MLCCサプライチェーン関係筋によると、MLCC価格は既に底を打ったほか、末端での応用がまずまずのため、現在市場は安定している。
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