大リーグで２年連続19勝の好成績を収め、所属するニューヨーク・ヤンキースのエースにまで成長した、「台湾の光」こと王建民投手が２日、トロント・ブルージェイズとの開幕戦に登板し、７回２失点の好投を見せ、３対２で今季初勝利を上げた。
開幕戦を前に真剣な表情でウォームアップを行う王建民投手（中央社）
生涯初めてとなる開幕投手を務めた王投手は２回、連続２安打を浴びて１点を失い、５回にもフォアボールとヒットで追加点を許した。しかし、それ以外は持ち前の安定したピッチングを見せ、被安打６、フォアボール２、防御率は2.57の成績で１勝目を上げた。
なお、試合を決めたのは７回、決勝点につながる内野ゴロを打ち初打点を上げた松井秀喜外野手だった。
