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HTC Vive、通信キャリアショップで販売へ


ニュース 電子 作成日:2016年7月13日_記事番号:T00065200

HTC Vive、通信キャリアショップで販売へ

 宏達国際電子(HTC)は12日、台湾におけるバーチャルリアリティー(VR)システム「HTC Vive」について、15日より通信キャリア大手5社のショップ約2,500店での販売を開始すると発表した。さらに月額1,399台湾元(約4,500円)の通信契約を結ぶことで小売希望価格2万8,288元のViveを1万6,990元で購入できるなど優待プランも提供する。このほか、年内に台湾全土100カ所にVive体験コーナーを開設する予定だ。13日付蘋果日報が報じた。

/date/2016/07/13/01htc_2.jpg董・北アジア地区総経理は台湾メーカーに対しVR産業への早めの参入を勧めた(12日=中央社)

 HTCの董俊良(ジャック・トン)北アジア地区総経理は、台湾においてViveの体験サービスを開始して以来、これまで約2万5,000人が同製品を体験したが、これは人口の1,000分の1にも満たないと指摘。第3四半期は通信キャリアでの販売により、販路の構築を加速することで、台湾における業績は2倍以上の成長が可能との見通しを示した。

 このほかHTCは同日、通信キャリアのほか、経済部工業局、プロセッサー大手のインテル、エヌビディア、鈊象電子(IGS)、智冠科技(ソフトワールド・インターナショナル)、伝奇網路遊戯(X-レジェンド・エンターテインメント)などとVR産業のエコシステム構築で協力して行く方針を表明した。