ニュース 公益 作成日:2016年7月13日_記事番号:T00065211
宜蘭県三星郷紅柴林区で12日、科技部が能源国家型科技計画(ナショナル・エナジー・プログラム)の一環として開発を進める地熱発電所用2号生産井の着工式が行われた。年内に2,800メートルの深さまで掘り進め、150度の安定した熱源を確保できる見通しだ。将来的には台湾初の深層熱水による地熱発電所が誕生する見込みだ。13日付工商時報が報じた。
学術機関の研究によると、宜蘭県には原子力発電所2.5基分の地熱資源を有しているとされ、さらに交通の便も良く、生産井を掘るための重機も搬入しやすいことから地熱発電所の有力な開発地点と目されている。
なお発電所の開設は県政府が引き継ぐ予定だが、「電業法」で発電所の設置は企業にのみ認められると規定されているため、同式典に出席した林聡賢宜蘭県長は、地熱、太陽光など再生可能エネルギー関連の投資誘致、開発を手掛けるエネルギー会社を設立すると表明。既に県議会で予算計上に承認を得ており、年内に正式に成立する予定だ。
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