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裕隆集団の中国事業、SUV人気で好調【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2016年7月14日_記事番号:T00065224

裕隆集団の中国事業、SUV人気で好調【表】

 自動車大手、裕隆集団の中国事業はSUV(スポーツ用多目的車)人気を受け、上半期の業績が好調だった。14日付工商時報が報じた。

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 中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)の中国合弁、東南汽車(SEM)は、上半期の新車販売台数が4万9,900台で前年同期比で56%増だった。昨年第4四半期に発売した自社ブランド初のSUV「DX7」の販売台数が3万8,600台を占めた。市場では、長年の赤字を脱したとみられている。今年第4四半期にSUV2車種目「DX3」を発売する計画だ。同社の年間販売目標は10万台以上。

 裕隆日産汽車の中国合弁、東風日産乗用車は、上半期の新車販売台数が50万7,500台で前年同期比6.9%増だった。「ティーダ」「エクストレイル」などが好調で、SUV販売台数は18万台を占めた。同社の年間販売目標は105万台。

 裕隆汽車製造(ユーロン・モーター)の中国合弁、東風裕隆汽車は上半期に新モデルの発表がなく、新車販売台数は2万1,400台で、前年同期比3.7%減だった。9月に「ラクスジェンS3」を発売する計画で、改善が期待される。年間販売目標は7万台。

 中国汽車工業協会の統計によると、中国市場の上半期新車販売台数は1,282万9,800台で前年同期比8.14%増だった。