ニュース 医薬 作成日:2016年7月14日_記事番号:T00065227
高雄市政府は13日、高雄都市交通システム(MRT)の車両基地「北機廠」(同市岡山区・橋頭区)敷地内の開発エリアに高雄医学大学付設高医岡山医院を建設することで同大と契約を交わした。MRT南岡山駅に隣接する3.2ヘクタールの用地に31の診療科と7つの医療センター、ベッド数350床を備えた病院とする計画だ。2019年10月に開業予定で、投資額は33億5,000万台湾元(約108億円)、1,000件以上の就業機会創出を見込む。14日付工商時報が報じた。
高医岡山医院が建設されるエリアには現在、地域レベルの大型病院がなく、開業は医療サービスの向上に大きく寄与すると期待されている(高雄市リリースより)
高雄MRTの運営会社、高雄捷運(KRTC)の郝建生董事長は、高医岡山医院が開業すれば、岡山区周辺エリアの医療レベルが向上するほか、MRTの利用増にも貢献が見込めると期待を示した。また同開発エリアには既に高齢者介護施設「和春護理之家」が開設され、大勢の入居者を集めている。
なお郝董事長によると、5月に台湾初の体験型スポーツレジャー施設、大魯閣草衙道(タロコパーク、前鎮区)がオープンした影響で、高雄MRTの1日当たり利用者数は従来の2,000人余りから、平日は約1万人、休日は1万5,000~2万人に急増しており、今年は業績好転が見込めるという。
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