ニュース 建設 作成日:2016年7月14日_記事番号:T00065230
不動産の実売価格登録制度に基づく取引記録によると、今年4月に最高級マンション「文華苑」(台北市敦化北路)9階の1室が総額5億6,600万台湾元(18億5,000万円)と、今年の不動産市場で最高額で取引された。1坪当たりの成約額は199万7,000元。14日付経済日報が報じた。
同物件は7台分の駐車スペースと合わせて専有使用できる面積が350.1坪で、坪単価は駐車スペースを除いて計算された。売り手は4年前に1坪当たり109万6,000元で購入したという。
文華苑の8階の1室は2014年末に坪単価210万元で成約しており、当時からの下落率は5%弱だ。高級住宅は最近値下がりが激しいが、価値のある物件は下落幅が限定的で、文華苑はその代表例といえる。なお、信義房屋企画研究室の曽敬徳専案経理は、今後数年、高級住宅は供給が続くため供給過剰は解消されないとの見通しを示した。
文華苑は12年9月に完工。全26室で、入居率は現在60%という。
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