ニュース 金融 作成日:2016年7月14日_記事番号:T00065235
中央銀行(中銀)は13日、中銀の為替政策が不透明などの声を受け、33ページにわたる回答書を発表し、「元高を阻止し、元安は阻止しない」という見方を否定した。14日付経済日報が報じた。
中銀は回答書の中で、台湾元の対米ドル相場は1998年1月から現在までおよそ28~35元の間を変動しており、98年1月の1米ドル=33.85元を基準にすると、上昇幅は最大17.5%、下落幅は最大3.3%と指摘。14年以来では元高が12.8%進んでおり、長期的には元高方向に振れていると説明した。中銀の為替政策は台湾元の安定で、「元高を阻止し、元安は阻止しない」ことでないと強調した。
また中銀は、為替変動の安定化が中銀の役割で、36カ月移動平均線の変動幅は5%以内に収まっていると説明した。
アナリストは、回答書は中銀の重要なメッセージと指摘し、下半期の台湾元はやや上昇し、政策金利は低水準が続くと予想した。
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