ニュース 社会 作成日:2016年7月14日_記事番号:T00065242
台湾最高峰、玉山のふもと、濁水渓の源流に位置する南投県信義郷にこのほど「アジア最長」をうたう全長700メートルのウォータースライダーが出現し、13日から一般に利用を開放した。地元の一般道路に設置されたこのスライダーは高低差30メートルと、ゆるやかな傾斜で刺激には欠けるものの、水に浸りながら風光明媚な景色をゆっくりと楽しむことができ、利用者からは好評を得ているようだ。
早速多くの人を呼び込んでいるウォータースライダー。中には8回滑った人も(13日=中央社)
ウォータースライダーは地元の特産物であるぶどうの広報イベント「ぶどうフェスティバル」の開催(7月13日~8月21日)に合わせて、700万台湾元を投じて郷内の省道21号線上に設置された。
スライダーはスタート地点からゴールまで滑るのに約2分30秒かかり、その間、収穫期を迎えたぶどう畑や玉山の雄大な姿を堪能することができる。またスライダーに流される水は水道水ではなく天然の湧き水が利用されており、消毒液は使われていない。
利用料は大人が平日500元、休日700元、12歳以下の子供(大人の同伴が必要)は平日250元、休日350元だ。またスライダーのチケットを提示すれば、郷内の観光スポット、琉璃光吊橋の通行料が無料となるほか、東埔温泉のホテル宿泊料200元引きなどの特典も用意されており、史強・信義郷長は期間中1,200人のスライダー利用、5,000万元の経済効果が生まれると期待感を示した。
ただ、長い距離をたっぷり楽しめるこのスライダーだが、滑り終えた後、スタート地点まで歩いて戻る必要があり、炎天下での700メートルは少々きついようで、利用客からは「つらい」との声も聞かれる。
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