ニュース 電子 作成日:2016年7月15日_記事番号:T00065248
デジタルカメラ用レンズ最大手、大立光電(ラーガン・プレシジョン)が14日発表した第2四半期の連結売上高は前期比21.4%増の100億4,300万台湾元(約330億円)、粗利益率は6.7ポイント上昇の66.4%で過去最高を更新した。純利益は1.9%増の36億9,000万元だった。15日付工商時報が報じた。
粗利益率が大幅に上昇した主因は、粗利益率の低いボイスコイルモーター(VCM)を連結範囲に含まれない傘下の大陽科技を通じての出荷に変更したことだ。
レンズの構成比は▽1,000画素以上、50~60%▽800万画素、20~30%▽500万画素、10~20%▽その他、0~10%──と、ハイエンド製品の比率が高かった。さらに、一部レンズで5枚構成から6枚構成に増やしたことで、レンズ枚数が20%増加し、単価は30~40%高まった。
一方、林恩平執行長は車載用レンズについて、自社はプラスチックレンズが中心で、ガラスレンズの採用が必須の車載用レンズの出荷規模はスマートフォン向けほど見込めないため、今後1~2年はそれほど業績に貢献しないとの見方を示した。
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