ニュース 石油・化学 作成日:2016年7月15日_記事番号:T00065254
台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)は8月のポリ塩化ビニル(PVC)輸出価格を1トン当たり40米ドル、4.9~5.2%引き上げた。台塑はPVCアジア最大手。インド需要の高まりが背景にある。15日付経済日報が報じた。
台塑の8月のインド向けPVC価格は1トン当たり870米ドル、中国や東南アジア向けは810米ドルとなる。
8月価格の発表後、インドから受注が相次ぎ、販売枠2万5,000トンがすぐに埋まったことから、今後インド向けオファー価格は1トン当たり885米ドルまで上昇する可能性がある。
インドは6月から雨季に入りPVC需要が減少していたが、雨季明けに向け川下業者が在庫の積み増しに動いているようだ。
市場関係者は、台塑のPVC大幅値上げがアジアのスポット価格を刺激すると指摘した。今週のスポット価格は1トン当たり790米ドルと10米ドル上昇した。
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