ニュース 商業・サービス 作成日:2016年7月15日_記事番号:T00065255
昨年10月に台湾でのサービスを開始したシンガポール発祥のフリーマーケット(フリマ)アプリ「Shopee」は配送料無料を打ち出したことから人気を呼び、域内でのダウンロード数が300万件、取り引きされる商品の数が月間1,000万件を突破し、台湾域内最大のプラットフォームとなっている。15日付中国時報が報じた。
Shopeeによると、同アプリの主な利用者層は15~35歳で、ネットショッピングの主要層とされる20~39歳より低年齢層となっている。またユーザーの利用頻度を高めるため、売り手と買い手がチャットでコミュニケーションを取れる機能や、発送された商品の追跡などさまざまなサービスを相次いで打ち出している。
一方、台湾の同業者は、フリマアプリは決済業務やアフターサービスなどの提供で収益を得ており利益率は低いと指摘。配送料無料を打ち出すShopeeには対抗できないと悲鳴を上げている。
ただ台湾でのサービスが定着したことを受けてShopeeは今後、配送料無料の条件を引き上げる方針で、買い手が購入する商品の価格が299台湾元(約980円)を超えた場合のみ適用される見通しだ。
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