パナソニックは14日、年齢や性別にかかわらずあらゆる人に使いやすい住宅設計「ユニバーサルデザイン」（ＵＤ）の体験館「ＵＤ夢想家」を新北市新荘区にオープンした。同社初の海外ＵＤ体験館となる。高齢化が進む台湾で、ＵＤにより住宅内装事業を拡大する構えだ。15日付工商時報などが報じた。
体験館では客間でくつろいで映画鑑賞もできる（パナホーム台湾フェイスブックより）
ＵＤ夢想家は、パナソニック傘下の台湾松下営造（パナホーム台湾）が建設を請け負った分譲マンション「御松郡（ウィソンチン）」の７階に設置。高齢者や幼児に配慮し、段差を取り除いた。開発中の入浴設備など最新技術が体験できるほか、キッチンではパナソニックの台所用品を使って料理体験もでき、建物、内装、設備が一体化した住宅を提案する。
