ニュース 運輸 作成日:2016年7月15日_記事番号:T00065263
大手通信キャリアの遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)は14日、傘下の情報家電店、全虹通信(arcoa)を通じ、3,000万台湾元(約1億円)を投じて桃園市観音区に設置したスマート型物流倉庫を利用し、電子商取引(EC)に関するサードパーティー・ロジスティクス(3PL)事業に参入すると表明。通信キャリアによるB2C(企業と一般消費者間)宅配サービスの提供は業界で初めてのケースだ。15日付工商時報が報じた。
全虹通信の鄧愛桜総経理によると、同日運用を開始した物流倉庫はクラウドコンピューティングを活用した物流倉庫管理システムを採用しており、EC向けに多様な物流ソリューションを提供することが可能だという。なお大量輸送を主眼とするB2B(企業間商取引)向けに比べ、B2C向けの同社サービスは迅速な配送を重視する。
既に遠伝が運営するネットショッピングサイト「eStore」や「friDay購物」、遠東集団(ファーイースタン・グループ)傘下、亜東電子商務の「GoHappy」、太平洋崇光百貨(太平洋そごう)の「SOGO istore」といったサイトが取り扱う商品の配送を手掛けているほか、米国2位のネットショップサイト、ニューエッグから業務委託を受けている。
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