ニュース 農林水産 作成日:2016年7月15日_記事番号:T00065264
台湾では近年、食の安全に関する事件の多発を受けて植物工場の開設が相次いでおり、台中市の景沢生物科技は域内11カ所に植物工場を設置したほか、中国でも3カ所に建設計画を進めている。さらにこのほど、長栄集団(エバーグリーン・グループ)傘下で機内食の供給を手掛ける長栄空厨からの受注を獲得。今年、大型工場3基を新設してこれに対応する方針だ。15日付工商時報が報じた。
景沢生科の謝恵景総経理によると、安全な有機野菜の需要に商機を見込み、発光ダイオード(LED)照明や空調設備を備えた密閉型の植物工場を設置。その後、事業規模を拡大し、現在では工場で生産した野菜を使用するモデルレストランも開業している。
なお長栄空厨には17種の野菜を供給する予定で、今年は1品目当たり月に1,000キログラムの供給が見込まれる。
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