ニュース 政治 作成日:2016年7月15日_記事番号:T00065268
オランダ・ハーグの国際仲裁裁判所がこのほど、南シナ海問題をめぐる仲裁で、台湾が実効支配する太平島を「岩礁」と見なしたことについて、馬英九前総統は14日、「当然悔しく受け入れられない」と述べた。その上で、「仲裁裁判官は島に上陸したこともないから、太平島を理解していない。もし蔡英文総統が太平島に上陸すれば前向きなことであり、そこで重要政策を発表すれば、全世界が注目するはずだ」と注文した。15日付蘋果日報が伝えた。
馬前総統は「水は太平島の強みだ」と述べ、岩礁でない有力な証拠と主張した(14日=中央社)
馬前総統は太平島を図示したペットボトル入りの水を持参し、島には生活に必要な淡水があると強調した。
馬前総統のパフォーマンスは、「太平島には淡水がない」という趣旨の投稿を行った姜皇池台湾大学教授を皮肉ったものだが、姜教授は「淡水がないと言ったことはない」とした上で、「太平島には淡水が不足している」と新聞に投稿しただけだと説明した。
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