ニュース 運輸 作成日:2016年7月18日_記事番号:T00065289
台湾系の格安航空会社(LCC)、台湾虎航(タイガーエア台湾)と威航(Vエア)は、来年に予定していた保有機体の拡充計画の見合わせを決めた。人気の日本線の供給過剰のほか、円高、中国人訪台旅行者の減少、業界の激しい競争が理由だ。18日付工商時報が報じた。
タイガーエア台湾は現在、旅客機9機が17路線に就航している。毎年2~3機を新規購入する計画だったが、来年は購入を見合わせる。今年は8月に台北(桃園)~函館線に就航を予定しているが、予定していた義烏(浙江省)、泉州(福建省)の中国線2路線は、利用客数への懸念から依然開設できていない。
Vエアは4機が10路線に就航。年内に194席のエアバスA321型2機を親会社の復興航空(トランスアジア航空)に返却して180席のエアバスA320型2機を購入予定のため、座席数は28席減少する。予定していた5機目の購入も、当初予定の来年3~4月に行えるかどうかについて最終的な検討を行っている。
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