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作成日：2008年4月2日_記事番号：T00006532
亜太会館の入札価格、過去最高の149億元に
台北市信義区の宿泊・会議施設、亜太会館を公開入札で売却する威京集団の沈慶京主席は２日、最低入札価格を149億台湾元（約503億円）とすると発表する。不動産の入札取引としては過去最高となる。２日付工商時報が報じた。
亜太会館の入札最低価格は１月末の段階で69億元だったが、総統選後の不動産市場の活性化、今後の上昇見通しによって、極めて強気の価格設定に変更したもようだ。
２日付工商時報によると、亜太会館の入札情報が伝えられて以来、台湾や香港、中国、欧米など大手企業150社が関心を示したという。信義区で唯一の高級ホテル、かつ高級住宅を建設できる土地とみられており、１坪当たりの開発価値は今年上半期で150万～180万台湾元（約506万3,000～607万6,000円）、来年には200万～300万元に上ると想定されている。
入札は５月30日に行われる。
