ニュース 電子 作成日:2016年7月20日_記事番号:T00065328
国家実験研究院(国研院)は19日、2年をかけて開発した「スマート型ガスセンサー」を発表した。超小型で低消費電力性能を備え、スマートフォンやウエアラブル(装着型)端末への応用が可能だという。
開発されたチップはゴマよりもさらに小さい。スマホなどに搭載が可能となることで世界のガスセンサー使用量は21年までに3億5,000万個まで増加する見込みだ(19日=中央社)
2014年に高雄市で発生した大規模な連続ガス爆発事故を受けて国研院の奈米元件(ナノデバイス)実験室がスマートフォン内に搭載可能なガスセンサーの研究を開始。有機化合物、一酸化炭素、二酸化炭素、ホルムアルデヒドの4種類の気体を検知できるセンサーを開発した。
国研院は1~2年以内に同センサーのスマホへの搭載を実現すべく、現在、光学関連製品大手の光宝科技(ライトン・テクノロジー)との技術提携について協議を進めている。また同院の羅清華院長は、今後、自動車メーカーとも交渉を進め、同センサーを応用することで運転者の呼気からアルコールが検出された場合、運転できなくする飲酒運転防止機能を実現したいとの考えを示した。
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