ニュース 電子 作成日:2016年7月21日_記事番号:T00065354
鴻海科技集団(フォックスコン)のバッテリー子会社、原瑞電池科技(UERテクノロジー)が従業員のほとんどを解雇し、現在は10人足らずを残すのみとなっていることが分かった。21日付蘋果日報が伝えた。
同紙への情報提供によれば、UERは今年に入り、相次いで従業員を解雇。4~5月には幹部社員全員が解雇されたという。
UERは同紙取材に対し、「組織再編と労働力の調整を行っており、大量解雇を申告する段階ではない」とコメントした。
従業員によると、UERはリチウムイオンバッテリーの研究開発と製造を主な事業とし、ピーク時には従業員数が600人に達したが、これまで出荷実績は少量で、大量生産には至っておらず、生産ラインはほぼ停止状態だったという。
鴻海は一方で電池メーカーの興富能源科技を買収しており、UERのエンジニアは昨年、相次いで興富に移籍していた。
ある従業員は「2年前に会社から増資を引き受けるよう求められたため、株式を購入したが、最終的に解雇された。会社側に以前投資した株式はどうなったと問い合わせたが明確な回答はない」と不満を漏らした。
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