ニュース 政治 作成日:2016年7月21日_記事番号:T00065374
台湾が南シナ海で実効支配する太平島が国際仲裁で「岩礁」扱いされたことに抗議し、立法院外交・国防委員会の江啓臣召集委員(国民党)をはじめ、与野党の立法委員8人が20日、軍の輸送機で太平島に上陸した。21日付中国時報が伝えた。
江委員(右)は、太平島の水「太平水」は淡水で飲むことができる。持って帰って馬英九前総統に送りたいと語った(20日=中央社)
一行は島で栽培した農産物で作った昼食を取り、島にある井戸からくみ上げた水を飲み、太平島が「島」であることをアピールした。
一方、屏東県の漁船5隻も船上に数多くの国旗を掲げ、太平島周辺海域に向かった。6日後にも到達する予定だ。うち1隻はエンジントラブルで引き返した。
運動の発起人、鄭春忠氏は「多くの人は問題の重大性を理解していない。南シナ海は漁船が東南アジアの漁場に向かう際に必ず通るルートであることから、問題提起のため漁船団で太平島上陸と主権防衛を目指すことにした」と話した。
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