ニュース 社会 作成日:2016年7月21日_記事番号:T00065375
第一商業銀行(ファースト・コマーシャル・バンク)の支店20カ所で現金自動預払機(ATM)が不正操作され、現金8,000万台湾元(約2億7,000万円)余りが引き出された事件で、捜査当局は20日、逮捕したラトビア国籍のペレグドフス・アンドレイエス容疑者(41)の立ち会いで台北市内湖路の山あいのごみの山から黒いバッグに入った現金を発見。中に入っていた1,263万元を追加で回収した。さらに同日、内湖区の派出所に事件に関係があるとみられる黒いごみ袋の届け出があり、開封して調べたところ、現金454万元が見つかり、これにより未回収は570万元余りとなった。21日付蘋果日報などが伝えた。
捜査当局は既に海外に逃亡した容疑者13人の出境時の手荷物のX線検査記録を調べた結果、盗まれた現金は持ち出されていないと判断。未回収の2,300万元が台湾に隠されているとみて、アンドレイエス容疑者を追及し、同容疑者が描いた地図を手掛かりに現金の発見に至った。
また、黒いごみ袋を届け出た父子についても、捜査当局は事件との関係を調べている。
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