ニュース その他分野 作成日:2016年7月22日_記事番号:T00065401
行政院主計総処が22日発表した6月の失業率は卒業シーズンを迎えたことで、3.92%と前月比0.08ポイント上昇した。前年同月比では0.21ポイント上昇した。上半期の失業率は3.89%で前年同期比0.21ポイント上昇した。上半期の失業率が前年比で悪化したのは7年ぶりで、景気の影響がうかがえる。中央社電が22日報じた。
主計総処国勢普査処の潘寧馨専門委員は、卒業シーズンのため過去数年をみても6月の失業率は前月比で0.07~0.09ポイント上昇していると指摘。新卒の就職活動は8月まで続き、9月に失業率は改善すると予想した。
上半期の就業者数は1,124万2,000人で前年同期より7万3,000人(0.65%)増加した。増加幅は過去7年で最低だった。失業者数は45万5,000人と前年同期より2万8,000人(6.56%)増加した。
6月の失業者数は45万9,000人と前月より1万人増加した。そのうち▽初めて就職活動をする失業者、9,000人増加▽季節工・臨時工など契約期間終了による失業者、1,000人増加▽業務縮小など会社都合による失業者、2,000人減少──だった。
6月の年齢別の失業率は、20~24歳は12.36%(前月比0.46ポイント上昇)で、25~29歳は6.55%(0.07ポイント低下)だった。学歴別では大学以上の失業率が4.79%で前月比0.2ポイント上昇した。
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