ニュース 電子 作成日:2016年7月25日_記事番号:T00065407
鴻海科技集団(フォックスコン)が9.5%出資しているレーザー加工の納諾科技集団(ナノプラス・テック)は、「ロシア版シリコンバレー」と称されるスコルコボ・イノベーションセンターで重要な役割を担っており、ロシアからレーザー切断に関する技術ライセンスを取得している。同技術は、半導体や発光ダイオード(LED)に導入するほか、鴻海グループが有機EL分野でサムスン電子やLGディスプレイ(LGD)に対抗する上で重要な役割を果たすとみられている。25日付経済日報が報じた。
市場観測によると、アップルが来年発売するとみられるスマートフォン「iPhone8」に有機ELパネルを採用すると予想されており、鴻海が買収するシャープや傘下の群創光電(イノラックス)が有機ELパネル開発を進めている。
ナノプラスは8月に台湾の興櫃市場(エマージング市場)に登録する予定だ。主要株主はほかに、日亜化学工業(出資比率4.5%)、ベンチャーキャピタルのジャフコ(4%)。
中国子会社、15億ドル増資
経済部投資審議委員会(投審会)は22日、鴻海が子会社を通じて計画している携帯電話と部品メーカー、鴻富錦精密電子(鄭州)の増資を認可した。投資額は15億米ドルで、鴻海の対中投資で過去最大額となる。
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