ニュース 社会 作成日:2016年7月25日_記事番号:T00065426
桃園国際空港近くで中国人観光客24人を含む26人が焼死したバス炎上事故で、バスの車内にあったペットボトル入りのガソリンが引火し、火の勢いが強まった可能性があることが捜査当局の調べで判明した。25日付蘋果日報が伝えた。
バス焼け跡のトランクからは、ガソリンが半分入ったボトル3本が見つかった(24日=中央社)
ガソリン入りペットボトルは運転席に2本、トランクに3本の計5本あり、引火したとみられるのは運転席の2本。検察は運転手とガイドが運転席にあったガソリン入りペットボトルを水と誤り、消火目的で使用したため、文字通り火に油を注ぐ状態になった可能性もあるとみて、死亡した運転手とガイドの遺体から採取した皮膚組織を詳しく調べている。
担当検察官によると、運転席の遺留物、バス前方の扉付近のカーペットから原油成分が検出された。専門家は「ペットボトル入りのガソリンが燃焼すれば、小さな爆発がおきる。まるで火炎瓶のような状態になり、避難が難しくなる。出火後1分で濃煙が車内に充満し、3分以内に温度が600度に達する」と指摘した。
自動車運輸業管理規則では、バスにガソリン入り容器を積む行為は違法だ。
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