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海軍ミサイル誤射、人為的ミスと結論


ニュース 社会 作成日:2016年7月25日_記事番号:T00065428

海軍ミサイル誤射、人為的ミスと結論

 今月1日に高雄市の左営軍港内で演習を行っていた台湾海軍の哨戒艇「金江」から対艦ミサイル「雄風3号」1発が誤射され、澎湖沖で漁船に直撃して船長の男性1人を死亡させたた事故で、国防部と海軍司令部は事故調査を終え、「一連のミスによって起きた重大事故だった」と原因を人為的ミスと結論付けた。25日付蘋果日報が伝えた。

 事故当時の状況については、金江に配備された雄風3号4発のうち、演習では演習モードに設定された第1、2ミサイル弾倉のみを使用する予定だったが、乗組員が演習モードに設定されていない第3、4ミサイル弾倉も同時に発射装置に接続してしまったことなどが原因と判明した。

 国防部は再発防止策として、同ミサイルを開発した国家中山科学研究院に対し、ミサイルに訓練用回路を増設すること、作戦モードか演習モードかを問わず、ミサイル発射には上官によるパスワード入力を求めることなどを指示した。