ニュース 医薬 作成日:2016年7月26日_記事番号:T00065436
製薬大手、中国化学製薬(CCPC)の健康食品子会社、中化健康生技(Phermpep)は25日、中部科学工業園区(中科)に、血圧低下や骨粗鬆症の発症を遅らせる効果を持つ「KEFPEP」の重要成分について研究する研究開発(R&D)センターを設置した。26日付工商時報が報じた。
「KEFPEP」は、中央アジア、コーカサス地方で飲まれる発酵飲料「ケフィア」の基となる酵母や真正細菌の結合体「ケフィアグレイン」から同社が開発した成分で、動物実験によって降圧効果などを確認しており、台湾や米国など10カ国・地域で特許を得ている。中化健康生技はR&Dセンターで、独自のケフィアグレインの発酵プロセスを基に、高血圧、高脂血関連の疾病などに効果のある各種ペプチド関連の健康食品や保健食品を開発していく計画だ。
台湾の今年の保健食品の市場規模は1,250億台湾元(約4,100億円)で、今後5年間、10~30%のペースで成長すると見込まれる。中化健康生技の今年の目標売上高は1,500万~2,000万元だ。
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