ニュース 電子 作成日:2016年7月26日_記事番号:T00065437
光ディスク大手、錸徳科技(ライテック)の葉垂景董事長は25日、欧州の大型投資ファンドと共同で開発した、バイオメディカル分野での使用を目的とする光ディスクを既に欧州向けに供給しており、さらに米大陸向けにも出荷を開始すると明らかにした。同ディスクは価格が一般製品の100倍に上る上、消耗品のため需要量は数億枚を超えると期待を寄せている。26日付工商時報が報じた。
葉董事長は、半導体事業は利益が大きく、分離して独立会社とする可能性もあると話した(25日=中央社)
葉董事長によると、新たに開発された光ディスクはディスクの微細な溝に血液と試薬を流し込み、分析機器を通じて人体に関するさまざまなデータを一度に検出できるというもので、用途によって異なる設計を施すことが可能だという。
なお従来型の光ディスク市場について葉董事長は、競合が相次いで撤退したことで需給バランスが取れ、今年は製品価格が5~10%上昇していると指摘。また新たに開発した100ギガバイト(GB)の大容量製品も、低コストでデータの長期保存が可能だとして企業顧客向けに積極的な売り込みを図っている。
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