新光三越百貨は22日から10％を超える高還元率セールを実施しており、初日から３日間の売上高が前年同期の2.2倍、15億台湾元（約50億円）に上った。カルティエ、シャネル、ロレックス、ショーメといった高級ジュエリー、腕時計が2.5～３倍成長を記録した。26日付工商時報が報じた。
業界関係者によると、上半期は世界景気低迷で小売りが伸び悩み、資産価値のある高級ジュエリー以外は不調だった。こうした中、新光三越の高還元率セールに、ルイ・ヴィトン、シャネルなどが珍しく参加したため、購買意欲を刺激した。台北信義新天地は高級ブランドの販売が3.5～４倍。電子製品を扱うフナック（ｆｎａｃ）やアップル製品販売のi-Storeは2.5倍となった。
微風広場（ブリーズセンター）は22日、ＶＩＰ限定の高級ブランド販促セール「信義之夜」の予約受付を開始した。「信義之夜」は８月26日夜の開催で、10％以上の還元セールのほか、抽選イベントを行う。
