ニュース 商業・サービス 作成日:2016年7月26日_記事番号:T00065443
書店を中心とした商業施設を展開する誠品(eslite)はこのほど、台中国家歌劇院店、台中新光三越店の営業を終了し、新竹店でも近く閉店する計画だ。これに対し、誠品が台湾市場から段階的に撤退するとの見方が出ているが、呉旻潔同社副董事長は「台湾は根源の地」と語り、今後も台湾市場での展開を強化すると強調した。28日にオープンする台中大遠百(トップシティー)店に続き、第3四半期には太平洋崇光百貨(太平洋そごう)高雄店に出店するほか、亜東医院店(新北市)を拡張すると説明した。26日付工商時報が報じた。
一方で呉副董事長は海外の華人市場での発展も重要との考えを示し、第4四半期には上海に中国2号店をオープンさせるとの見通しを明らかにした。
24時間営業で知られ多くの若者が集まる人気スポットとなっている誠品書店・敦南店(台北市大安区)については、2020年の賃貸契約期限到来とともに閉店するとの観測が浮上しているが、呉副董事長は「敦南店の未来がどうなるにせよ、台湾に24時間営業の書店を存続させたい」と語った。
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